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はじめに

アトピー性皮膚炎は遺伝的体質や、環境因子及びストレス的な要素が絡み合って発症する多因子疾患と考えられ、さまざまな発症機序が研究され発表されている。 病因を大別するとアレルギー的要素と、非アレルギー的要素の2面性を有している。
従って、血清IgE値が相関する一方で、IgE値の上昇を伴わない者も存在する。又、抹消血好酸球数の増加を認める者と正常値を示す者もあり、真の病態は未だ原因もわからず、科学的な対処法も確立していない難病奇病としての扱いである。 現時点では残念ながら発病原因は不明であり、現象面をとらえての治療法では改善は見られるものの完治には至らず、従って発症原因を究明する必要性が急務であると言わざるを得ない。

そこで原因が不明のまま、さまざまな現象面から原因を追究するのではなく、いくつかの考えられる仮説を立て一つ一つ潰してゆく方法のほうが原因を突き止める近道ではないかと考えてみた。



内在性レトロウイルス論

先ず、人の体内に何10種類の内在性レトロウイルスが確認されている。その存在理由は未だ不明であるが、現在の処何ら悪さをせず共生しているウイルスであるということがわかっている。そこで人間の遺伝子が、放射線、ストレスや化学物質等で傷が付き遺伝子が癌化するように、内在性レトロウイルスも、人間の遺伝子同様、同じ条件下で変異を起こし悪毒化するのではないかと仮説を立ててみた。これが皮膚に於いてアトピーという奇妙な皮膚疾患を引き起こす原因であると判断した。以下悪毒化したウイルスを変異性アトピーウイルスと呼ぶ。

変異性アトピーウイルスは、サイトカインに対してあたかも正常であるかのごとく装い、偽情報蛋白質を放出し誤認させる。サイトカインはその偽情報にだまされ、免疫応答に於いて異常の状態であるにもかかわらず正常と判断し、バイオセンサーであるランゲルハンス細胞に提示する。 ランゲルハンス細胞はそれを感作し正常としての情報を脳に伝達する同然免疫系は応答せず免疫動員要請を行わない。従って治癒することがない。


変異性アトピーウイルスの撃退方法を述べる

方法論はこうだ
先ず変異性アトピーウイルスの住処である皮膚細胞を破壊する。破壊された皮膚細胞のサイトカインは情報発信能力を失い、変異性アトピーウイルスの放出する偽情報蛋白質に応答出来ず、その情報はランゲルハンス細胞に直接感作され異常と判断される。それを受けて免疫動員現象が起き、変異性アトピーウイルスは撃退される。

ここで大事なことは、正常な皮膚細胞は破壊を起こさずに、アトピー疾患のみ破壊(アポトーシス)を起こさせる必要がある。これに有効なのがアミノ酸複合体なのである。又、同時にランゲルハンス細胞の活性化が重要と考え、これにもアミノ酸複合体が有効であることがわかった。



ウイルス論の根拠として

@弱ステロイドを使用すると、とりあえずひっこむ。そして耐性をつけ現れる。
中ステロイドを使用すると又ひっこむ。そして耐性をつけて現れる。
強ステロイドを使用すると又ひっこむ。そして耐性をつけて現れる。この繰り返しをしていくうちに完全に耐性がつき、ひどい状態になる。まるで生き物のようだ。

A血液検査に於いて、癌患者にみられるように、LDHが高くリンパ球が低い。推測するに、アトピーは多量のエネルギーを必要とする為、LDHが高くでるのではないか?又、免疫に攻撃されては困るので、リンパ球が低くなるのではないかと推察する。

B一度治癒すると二度と発症しない。



おわりに

アトピー性皮膚炎が、研究開発したアミノ酸複合体によって、臨床病理的に経験則を以て施術を行い300症例以上の完治の結果を得ているがエビデンスはない。

我々はアトピー性皮膚炎の発症機序の根拠を、内在性レトロウイルスの悪毒化説の仮説を立てて見た上で、方法論を考察し撃退方法を編み出すことに至ったが、正しいかどうか定かではない。
然しこれを根拠にアトピー性皮膚炎が完治するという現実を見た時、この仮説の是非は問題ではない。たとえ偶然とはいえ結果として良と考える。

我々にはアミノ酸複合体がどのように関与して治癒するのか、その解明は困難であり又内在性レトロウイルスの悪毒化説も証明することはとうてい無理である。

そこで、アミノ酸複合体を医療機関の研究者によって分析してそのメカニズムを解明し、更なる研究をして頂くことが、多くの悩めるアトピー性皮膚炎の人々を救うことが出来るのではないか。我々はそれを期待している。

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