エビデンスがあるから結果がでる タイトル

エビデンスがあるから結果がでる

前回、「効果があるから客が客を呼ぶ」と書いたが、そんな簡単にいくはずがないと、思った方は多いだろう。
しかし、簡単なのである。免疫美容には確かな効果があるからだ。理美容サロンのオーナー、スタッフがまず、その効果を実践すればいいのである。
さらに免疫美容はいま流行(はやり)のエイジングケアに20年の実績がある。理美容サロンのお客様の来店頻度は2、3ヶ月に1回程度であり、この間にオーナーやスタッフが日本免疫美容協会が開催しているセミナーで免疫美容理論とカウンセリング法を学ぶ。
来店するお客様のなかには、お肌に悩みを抱えている方や美容に興味を持っている方は結構いるはずだ。当然オーナーやスタッフの肌や頭皮頭髪の変化に気がつく。
「あら、いつもより、きれいになったのでは?」と会話が弾む場合もあるし、そうでない場合でも、さりげなくアプローチして免疫美容の話に誘へば、オーナーやスタッフの変化に気がつく。

そこで、お客様にセミナーで学んだ免疫理論をそのお客さまの肌や頭皮頭髪に適したカウンセリングで、親身になってして差し上げる。お客様は目からウロコと納得され、自分も実践したいとおっしゃる。その結果、広告塔となって「客が客を呼ぶ」という繋がりになるのだ。
その証拠となる裏付けは、2010年の米国皮膚科学会(AAD)で評価されたのに続き、2011年には第18回世界美容医学大会で、免疫美容で使用するアミノ酸複合体(ペプチド)が皮膚免疫を活性化させ健康な肌に保つことが多くの事例とともに紹介され高く評価された。このように免疫美容には科学的なエピデンスがあり実践すれば結果が出る。従ってセールストークなど必要ないのである。

技術収入が伸び悩む理美容サロンでは、ここ10年来、店販が一つのテーマになっている。
業界化粧品メーカーでは「サロンクオリティー」などと称して店販品を売ろうとしているが、成功した話は聞いていない。値段が高い割には効果がないからだ。
免疫美容は違う。一度、実践されたお客のほとんどがリピーターとなり来店される。しかも、お客からは感謝され喜ばれる。
いま、本物の時代といわれている。そのポイントは、やはりお客様の声。そして「なるほど」と納得できる確かなエピデンスではないでしょうか。

美容産業は「人」が基盤の産業である。大手サロンは業績が悪くなると、人件費を調整弁にして乗り切ろうとする。一人もしくは夫婦で営業している個人経営のサロンは、自らの給与を減らすことで耐える。美容業界の8割はこの個人経営店である。個人経営店でもテナントなどに入って固定費が高いと立ちゆかなくなるが、自宅兼用の店舗なら1日数人の客が来ればなんとかなる。 結局のところ、美容業は「生業」なのである。それが美容業の強さ、底力ともいえる。だから美容室の数は減らない。

その良い例が理容業である。20数年前、当時1兆円(推定)のマーケットだった理容産業を全理連は「快適優美産業として、2兆円産業に」と大看板を掲げたのはいいが、いまは6000億円台にまで4割近く落ち込んでいる。それでも理容店の店舗数は当時から約1割しか減っていない。
理容師さん美容師さんは忍耐強く耐えている。しかし、耐えてばかりでは未来がない。この構造的な不況、「生業」から脱却するための方策を業界あげて考える時に来ている。

美容業界の未来を拓くには、いままでしてきたような技術一辺倒では活路は見出せない。
次回からは、未来に期待のもてる具体的な提言をしたい。

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