免疫美容で「ジェネレーション・チェンジ」

免疫美容で「ジェネレーション・チェンジ」

免疫美容のサロンが主催する、一般の方を対象にしたセミナーに講師として行くと、受講される方はシニア世代が多い。中にはご夫婦で参加される方もいらっしゃる。
私の講演を聴いた方の多くは「目からウロコが落ちた」と納得され、その場で関連する商品を買い求める。
もちろん、若い人も何人かは聴講している。しかし、肌の悩みもシニア世代と比べると少ないせいか、商品の購入までには至らない。いや、理由は悩みが少ないだけではない。若い世代は、お金に余裕がない。むしろこちらの方が大きな理由かもしれない。
豪華客船の旅をはじめ豪華なツアーを募集するとすぐ定員が埋まる。参加するのは定年退職したシニア世代だ。内外の高級家具の売れ行きも、シニア世代の購買に支えられて好調だという。
自動車に乗らない若者をターゲットにした高級スポーツカーを売り出したところ、購入したのは昔を懐かしむシニアばかりだった、とオチまでつく。
すべてのシニアが裕福というわけではないが、可処分所得が多いのは紛れもない。このシニア世代が所有するタンス預金は、一説では30兆円といわれているくらいだ。

いま大半の美容室はカット&ブロー中心の営業を行っているが、客層のターゲットは若年層になる。若年層だけをターゲットにした営業をしていても、収益は期待できない。
日本人女性の平均寿命は86歳。65歳以上の高齢者比率は20%で今後急速に増える。60歳の客を固定客にすれば、少なくとも20年間は来店してくれるだろう。
肌の悩みを抱えるシニア客が、健康で美しくなれば、それがある意味広告塔になって、周囲の人を呼び込むことになる。結果が出せる免疫美容にはそれだけの力がある。
いま美容室にとって必要なのは客層の「ジェネレーション・チェンジ」だ。「ジェネレーション・チェンジ」の意識を持たない限り、将来はない。

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