東日本大地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。いまなお、福島第一原発では、高レベルの放射能汚染が広範囲に拡散しており、いつ終息をするのか心配しています。
放射線といえば、人類が誕生する以前より、紫外線などとともに、常に地球に降り注いでおり、太古の昔より地球上には放射性物質が存在しています。
原発事故を受け、放射線による人体への影響が危惧されていますが、人間の身体にはもともと放射線に対する防御能力が備わっていますので、ご安心ください。
細胞がダメージを受けたとしても免疫の仕組みできちんと修復されます。これに関与しているのがアミノ酸です。タンパク質を構成するアミノ酸は、放射線で損傷した組織を修復する材料となります。
人間の皮膚は身体の最前線で、もっとも被曝を受けるところですが、皮膚には放射線を感知する受容体が存在し、常に見張っています。
放射線による異常を発見すると、それを修復しようとする免疫システムが作動し、アミノ酸によって修復されるのです。
修復機能があるといっても、人体が耐えられない濃度になれば、当然障害が起こります。ましてや、食料や飲料となると、人体に大きな被害が及ぶことが懸念されます。
今回の原発事故が、このような事態にならないよう祈らざるを得ません。
福島原発事故は、ソ連のチェルノブイリ、アメリカのスリーマイル島に次ぐ原発事故でした。マグニチュード9.0の大地震、そして2.30mを超える大津波、自然の猛威は容赦なく原発を襲いました。
自然の巨大な力の前には、人間の力は全く無力なのを思い知らされました。安全神話がもろくも崩れ去った瞬間です。
復旧に携わるる皆さまの努力は目覚ましく、敬意を表し称賛します。この原発事故が速やかに終息し、被災地が一日も早く復旧されるよう心よりお祈り申し上げます。
余談ですが、地球上での発電の仕組みは自然災害に弱く、これに対するアイデアがあります。
「未来への提言」の中の「世界平和について」をお読みいただければ幸いです。 |
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